我が家の絵本たち

こちらの写真は20年前。

神奈川県にいたときの写真です。
(他県に引っ越しました)

写真のモデルは妹です。

我が家には3000冊の絵本がありました。

それと合わせて図書館で本を借りていました。

毎日、朝と夜は必ず読んでいました。

当たり前のことだと思って過ごしていましたが、今となってはいっぱい読んでもらったのだと驚きます。

母は本屋さんに行っては新しい絵本を買っていました。

そのときは、

「どうして高いのに躊躇なく買うのだろう」

と思ってました。

１冊1000円以上と高いのに。

今思うと、絵本の価値はもっとあるとわかります。

私たちは成人しましたが、母は変わりなく絵本を買い続けています。

その絵本たちは行き先が決まっているので、毎月そこに送っています。

我が家の絵本はもう１冊もありません。

全部その決まった先に嫁ぎました。

今は、多くの方に利用してもらい大事に使っていただいています。

絵本の大きさはバラバラで本棚からはみ出したりして、見た目がガタガタです。

そのガタガタを見るたびに我が家だと思い出します。

中学、高校と年を重ねるごとに絵本の存在を忘れてしまいましたが、最近また思い出しました。

そして、母に愛されたのだと実感します。

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